
私は小学生の時にサッカーと、マリンバという楽器を習っていました。
ですが、どちらも長続きせず、中学で入部した野球部で、ようやく3年間つづけることができました。
野球が楽しかったから、というのもありますが、それ以上に友人の存在が大きかったと思います。
地元から離れていることもあり、学生時代の友人とは疎遠気味なのですが、中学の野球部の友人とは未だにオンライン飲み会をしたり、東京出張時に集まったりと仲が続いています。
いま思えば、私の中では初めて自分の意思で決めたことを、自分が納得いくまで続けた経験だったのでしょう。
正直、私はお世辞にも運動神経が良い方ではなく、体育の授業でもクラスの足を引っ張る方でした。
それでも、野球は高校に入っても続けたい!と思い、周りの反対を押し切って、高校でも続けました。
ですが、高校では不登校になる経験をしたうえに、1年も保たずに野球部を辞めることになります。
野球の実力以上に、つらいと感じたこと
当時のことを振り返ると、よく「実力が足りなかった」という風に語るのですが、本当の理由はそこではないと思います。
現に、大学に入学してからも軟式の野球サークルに入部し、周りは高校野球経験者ばかりでしたが、下手なりに4年間つづけることができました。
いま振り返ってみて、私が高校で野球部を辞めた一番の理由は、人間関係だったと思います。
誤解のないように最初に伝えておくと、高校の野球部の人たちが悪かった、というわけではありません。
私は小中一貫の学校に通っていて、9年間、大きく周りの人間関係が変わらないまま生きてきたのです。
中学からの友人や、野球部を辞めてからも仲良くしてくれた友人もいたので、けっして部内で一人だったわけではないのですが、それ以上に他の周りの人達と馴染めませんでした。
同級生の部員との衝突が思わぬ方向に発展し、意図せずにその部員が停学処分となってしまうこともありました。
周りからしたら、私は彼を停学に追い込んだ嫌なやつです。
嫌味を言われるようになり、居場所がなくなり、徐々に不登校になっていきました。
また、公立の高校だったこともあり、文武両道、勉強もしっかりやるようにと常々いわれていました。
ですが部活の朝練で早起きし、放課後の練習も夜遅くまである中で、なかなか両立ができず、夏休みには宿題が全くできていませんでした。
それが理由で夏休み明けに学校に行けなかった時期があり、時間をおいて少しずつ学校に顔を出せるようになった矢先に、同級生との衝突がありました。
いま思えば、カウンセリングを受けたり、心療内科に通ったりするべきだったと思います。
親からもそのように勧められたのですが、当時の私は「自分はそんな弱い人間じゃない!」と意地を張り、おかしいのは心ではなく身体だと思いこんで、他の病院に通い詰めになっていきました。
いまでは180度うって変わり”相談”の必要性を唱える私ですが、当時は自分自身が”相談”=「悪いもの」「弱い人がすること」だと思い込んでおり、誰にも”相談”ができないまま状況が悪くなっていった結果、不登校になってしまったのです。

自分を救ってくれた応援団の存在
その後、詳細は当該の原体験のページに書きますが、ペットを亡くすという出来事がキッカケで、野球部は退部することにしました。
私にとって、中学で3年間つづけることができた野球部を、高校で1年も保たずに退部するというのは、自信をなくすには十分な挫折体験でした。
そんな体験をした後だったからか、2年生の時には、野球部とは関係のないところで、軽いイジメのようなものも経験しました。
2年生に進級し、経緯は覚えていないのですが、応援団に入ることになりました。
私が通っていた高校では、応援団は委員会で、部活動ではなかったため、クラスで誰か一人が必ず入らないといけない決まりでした。
3年生のときは自主的に手を挙げたのですが、2年生のときはジャンケンで負けた、などの理由だったのではないかと思います。
ですが、応援団の活動は主に夏の高校野球大会の応援でしたので、奇しくも野球部を辞めた自分にとっては、せめてもの恩返しになっていったのです。
こうして応援団で活動をしていく中で、3年生の時には副団長にも推薦していただき、自分の中で徐々に自信を取り戻していくことが出来ました。
ただ、野球部を辞めたことは今でも、自分の中に初めての挫折体験として胸に残っています。
思えば、私が”生きづらい”と感じるようになったのも、このくらいの時期からだったのではないかと思います。
学校で悩んでいたり不登校の学生さまや、その親御さまへ
私の体験は世間から見ればそこまで大したものではないかもしれませんが、不登校になってしまう程のつらさや、自分を情けなく思ってしまう気持ちは、僅かばかりでも理解できるのではないかと考えています。
学校で息苦しさを感じていたり、不登校になってしまった方や、その親御さまも含めて、少しでもご支援をさせていただければ幸いです。
相談をすることは、けっして悪いことでもなければ、弱さでもありません。
病気や怪我をしたら病院に行くように、心が疲れてしまったり、弱ったりしている時には、ケアをする必要があります。
そのまま放置をしてしまうと、病気や怪我をそのままにしたら悪化するのと同じように、状況はどんどん深刻化していってしまいます。
実際にアメリカやドイツ、イギリスなどの先進国ではカウンセリングに保険が適用され、当たり前に利用されています。
G7に加盟する7カ国の中でも、日本におけるカウンセリングの普及率は最下位で、極めて低いです。
メンタルが落ちているのにカウンセリングを受けないことはむしろ、世界的に見れば「遅れている」といっても過言ではありません。
まずは一度、「思っていることを誰かに吐き出してみようかな」くらいの感覚で構いません。
当サイトでは30分の無料体験を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
カウンセリングのご紹介

マイナスな気持ちを、まずは0や1に。
気持ちが落ち込んでいる方、とにかく悩みを吐き出したいという方に向けたサービスです。
コーチングのご紹介

0や1の気持ちを、10や100へと昇華。
達成したい目標に向けて現状を整理したい方、内省を深めたい方に向けたサービスです。